【一般媒介契約】とは?売主が迷いやすいポイントをわかりやすく解説
一般媒介【いっぱんばいかい】契約とは
一般媒介契約(いっぱんばいかいけいやく)とは,不動産の売却活動を不動産会社に数社に任せる契約です。
要点まとめ:一般媒介契約
時間がない方はここだけチェック!
- 一般媒介(いっぱんばいかい)契約 = 複数の不動産会社に売却活動を任せる方式
- 売主が自分で買主を探して売買をすることは可能
- 売主のメリットは①囲い込みや②購入申込の握りつぶしが発生しにくい点
一般媒介で売主が感じやすい不安・疑問
本当にきちんと営業してくれる?
「一般媒介は不動産会社が力を入れなくなる」
・インターネット等で「一般媒介」について調べた
・実際に「一般媒介」の相談をしたら不動産会社の担当者に言われた
このようなケースから一般媒介でも「本当にきちんと営業をしてくれる?」と思う方は多いかもしれません。
実務で(たまにある)一般媒介についての説明

「一般媒介」は販売に力を入れなくなるのでおすすめできません!

なるほど…専任媒介にした方が良いのか…
(詳しく知り使いこなせば,一般媒介はアリですよ…)
実際には,一般媒介だから必ず営業が弱くなるというわけではありません。
ただし,複数社に依頼するため,売主自身が状況を把握する意識は必要になります。
不動産会社同士の連携は取れるのか?
(誤解を恐れずに言えば…)
何も取り決めをしなければ連携は取れません。
一般媒介では各不動産会社はそれぞれ独立して販売活動を行います。
そのため,不動産会社同士が積極的に情報共有や連携を取るケースは多くありません。
これは契約上の問題ではなく,一般媒介の仕組み上,自然な状態とも言えます。
窓口が複数になって売主は大変ではないか?
一般媒介では,複数の不動産会社に販売を任せるという性質上,問合せや報告の窓口も複数になります。
- 各社から連絡が入る
- 同じ説明を各社にする
- 状況を自分で整理する必要がある
といった点は売主の負担となります。
一方で,「時間に余裕がある」「不動産の売却について詳しい知識がある」「売却不動産が人気物件」という場合には,労力は小さいのではないでしょうか。
一般媒介でよくある誤解(実際にはこうです)
-
一般媒介なら高く売れる?
-
高く売れるかどうかは,一般媒介も専任媒介も関係はないはずです。
-
多くの不動産会社に任せれば競争原理が働くから,早く売れる?
-
(誤解を恐れずに言えば・・)
どの不動産会社も販売したいような人気の不動産ならば当てはまるはずです。
しかし,不人気な不動産や問題を抱えた不動産の場合は,却って売れるのが遅くなるのではないでしょうか。
-
「囲い込み」や「購入申込の握りつぶし」の心配はない?
-
「囲い込み」や「購入申込の握りつぶし」は会社や担当者の姿勢ですので,一概には言えないのではないでしょうか。
一般媒介のメリット・デメリットを売主目線で整理
メリット:平準化・競争原理
不動産会社や担当者に拠る得手不得手が平準化でき,競争原理を上手く働かせることができればこの上のない形で販売が進められるはずです。
この点が一般媒介のメリットです。
デメリット:窓口が多いため連絡などの負担が増える
複数の不動産会社が同時並行的に販売活動を行うため,報告を受ける・連絡をする・相談をする・情報整理をするなど,負担が増えるのが一般媒介のデメリットです。
一般媒介が向いている売主・向いていない売主
一般媒介が向いているケース
- 売主が時間の余裕がある(自分でも動ける)
- 売主が不動産の知識がある
- 売主が管理や連絡が苦ではないタイプ
- 人気不動産の売却などのとき
一般媒介が向いていないケース
- 売主が時間の余裕がない(連絡が付きにくいなど)
- 初めての不動産売却
- 売主が管理や連絡が苦なタイプ
- 不人気不動産の売却のとき
一般媒介で失敗しないために売主が確認すべきこと
上手に進めれば,強くお勧めしたいのが一般媒介です。
そのためにはつぎの点を確認してください。
- 販売情報の出し方(価格・物件情報・条件)などは統一できている?
- 各社と連絡(現地案内・申込・販売停止・成約等)が全てできている?
販売情報は統一できている?
非常に大切なポイントです。
実務では,つぎのような「販売情報が統一できていない」場合は多々あるのでご注意ください。
実務でよくある「販売情報が統一できていない」例
- 同じ物件が「A社9120万円」「B社9020万円」などでネット掲載されている
- 既にA社で成約し引渡しも終わったが,B社では販売中になっている
- A社とB社で掲載している情報や条件が異なっている
各社へきちんと連絡している?
一般媒介で複数の不動産会社に売却を依頼した場合はつぎのような事項は,各社に連絡された方が良いです。
- 現地案内(いわゆる「内覧」「内見」など)がある場合・・・現地案内の日時など
- 購入の申込みがあった場合・・・「購入申込があったが他に条件が良い場合はまだ申込を受ける」など
- 価格を改定する場合・・・※申込が多く値上げする場合は特に
- 条件を変更する場合
一般媒介に迷ったときには「専任媒介」も一手
迷ったときには不動産会社1社に任せる「専任媒介」も一手です。
一般媒介と専任媒介の比較は次のようになります。
| 専任媒介 | 一般媒介 | |
| 複数社への依頼 | ✖ | 〇 |
| 自分で買主を見つける | 〇 | 〇 |
| レインズ登録 | 義務 | 任意 |
| 報告義務 | 2週間に1回以上 | なし |
| 向いている人 | 1社に任せたい | 複数に任せたい |
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【専任媒介契約】とは?売主が不安に思うこと・よくある誤解をまとめて解説